炎症
炎症
顎炎
根尖性歯周疾患(歯根嚢胞、歯槽膿瘍)や辺縁性歯周疾患(歯槽膿漏)などの歯の感染に引き続き顎周囲に炎症が及ぶもので、頬や顎の周りが腫れ、開口障害を生じることがあります。上顎の場合上顎洞炎を生じいわゆる歯性上顎洞炎を生じることがあります。
口腔粘膜疾患
口内炎、扁平苔癬、多形滲出性紅斑など様々な皮膚科的疾患を生じます。口腔のみに限局している場合と口腔のみならず眼や体幹など多部位にわたるものがあり、診断が重要となります。
多形滲出性紅斑(口唇、口腔内病変)
口唇の炎症が著明で、口の中では口底部(口の中の底の部分)に口内炎が見られます。
多形滲出性紅斑(眼病変、角結膜炎)
眼球強膜(白目の部分)が充血し,結膜に潰瘍が見られます。
多形滲出性紅斑(体幹部紅斑)
右前胸部に紅斑が見られます。