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輸血検査

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知っているようで知らないことも多い?血液型。現在400種類ほどの血液型があります。
その中で一番知られていてなじみのあるABP式血液型とRh式血液型についてお話します。

ABO式血液型

血液型ってナニ?

ABO式血液型は、1900年にランドシュタイナーがヒト血清に他人の赤血球を混ぜ合わせると、赤血球が凝集する場合と凝集しない場合とがあることを発見しました。
1927年にランドシュタイナーは、命名法による混乱を避けるため、A、B、O、ABの表記を国際的に使用するよう勧めました。
赤血球膜表面の型抗原にはA抗原とB抗原があり、血清中の抗体には、抗A抗体と抗B抗体が存在することからA、B、O、ABの4型に分類されます。
赤血球の抗原の型を調べる検査をオモテ検査、血清中の抗体を調べる検査をウラ検査といいます。 この両方が一致してはじめて血液型を確定します。

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抗原と抗体のおはなし

抗原:ここで言う抗原は赤血球の表面についている「標識」のこと。
この「標識」=血液型。 抗体:特定の抗原に反応すると、固まってしまう(凝集)。例:A抗原と抗A抗体は反応する。

Rh式血液型

Rh式血液型は1940年にD抗原が発見されて以来現在までに主要なD・C・E・c・e抗原を含め49種類の抗原が報告されています。
赤血球表面のD抗原の有無によってRh(+)、Rh(-)と表現されています。

不規則抗体検査

溶血性輸血副作用などを引き起こす臨床的意義のある不規則抗体を検出し適合血を速やかに選択するための検査。

交差適合試験

供給者(ドナー)の血液と受血者(レシピエント)の血液を混ぜ合わせ、抗原抗体反応が起きないことを確かめる検査。
赤血球製剤を投与する際に行われる。

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