放射線の豆知識

「放射線被ばく」についてご質問をよくいただくので、今回は豆知識としてお読みいただけたらと記事にしました。

 被ばくにも大きく分けて2種類あり、自然放射線と人工放射線があります。

 自然放射線は普段の日常生活で受ける放射線です。日本平均では2.1mSv。主に宇宙からの放射線、空気中や大地からと食べ物にも微量の放射線が含まれています。

 人工放射線はその名の通り人工的に生成された放射線のことで、検診、病院の検査のX線撮影やCT撮影、骨密度測定、胃のバリウムなどの透視撮影、放射線治療など一般的には医療行為による放射線です。

放射線には受ける量により健康に悪い影響を与える可能性(デメリット)があります。

しかしX線検査、CT検査などは外側から見えない病気を早期に発見、治療(メリット)に繋がります。

当院では、検査による現在の状態を知り「治療するメリット」>「被ばくによるデメリット」となる時に放射線の使用が認められています。

 放射線検査で何かご質問などありましたら、医師や放射線技師に気軽にご相談ください。