当院の正式名称は『独立行政法人地域医療機能推進機構 清水さくら病院』という長い名前です。
簡単に言いますと、地域の皆様と共に、安心して暮らせる地域医療づくりに貢献するという意味です。
1年前より、静岡市障害者歯科センターの歯科医師の協力のもと、全身麻酔や静脈内鎮静法(静岡市では当院だけの対応)を用いて、障害者の方々の歯科治療を行っています。
その中で、よく耳にしたのが「手術室は入りにくい」という声です。ちなみに、障害者歯科治療以外の患者さんからも同様の声をいただいています。
この度、病院の新築に際して、上記の声を踏まえ、あまり病院では見ることのない「窓のある手術室」を1室だけ設けました。
医療従事者の皆様にとっては驚きかもしれません。通常、手術室には窓がないのです。
そのため閉鎖的な空間がゆえに手術前に余計に恐怖心を感じる方もいます。
当院の新しい手術室は、自然光が入り、電車や晴れた日には富士山も見えるなど、周囲の景色が見えるようになっています。
これにより、不安を感じる方々が少しでもリラックスし手術室に入れるのではないかと考えました。
今後も、当院は地域の皆様の声に耳を傾け、地域医療に貢献できるよう努力してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
(※症例によっては、上記の部屋を使用できない場合もあります。)