放射線部では、質の高い医療画像を提供するため撮影技術及び読影力の向上に努めています。
また唯一の放射線専門職として、撮影部位に適したX線量の設定と照射範囲の絞り込みや防護を適時行い、常に患者様の被曝低減を念頭に撮影業務を行っています。
放射線部各部門のご紹介
各検査を受けられる方へ
X線検査
各種X線検査や骨密度測定では体にX線を照射します。
検査で照射するX線はごく微量ですので過剰なご心配はいりません。 どうぞ安心して検査をお受け下さい。
※ご注意
胎児は一般の方と比べ、X線の影響を受けやすいと言われています。
事前に各外来または放射線部のスタッフにお申し出下さい。
X線検査が受けられない場合があります。
MRI検査
- MRI検査は、磁場を利用して体の病気や構造を画像にする検査です。
- 検査中は大きな音がしますが心配ありません。検査中は体を動かさないようにして下さい。
- 検査時間は約20~40分程度かかりますので、事前に排便・排尿を済ませておいて下さい。
- 検査室内は強い磁力が生じていますので金属類・入れ歯・補聴器・かつら・カイロ・エレイキバン・ヘアピン・時計・磁気カード(キャッシュカード/クレジットカード等)等は持ち込めません。 また金属使用の下着は外していただきます。荷物はすべて鍵付ロッカーに入れていただきます。
- アイシャドーやマスカラはやけどの原因となります。当日の使用は避けてください。
- アレルギーや喘息などはある方は申し出てください。 (造影をしない方は関係ありません)
- 妊娠している方・安静のとれない方は検査ができない場合があります。
- ペースメーカーの方・脳動脈瘤にクリッピングをしている方は検査を受けることが出来ません。
造影剤検査
使用目的
- 造影剤という薬を使用することで、普通のX線・CT・MRI検査では映らない構造を写し出したり、病気の有無、病気の種類や範囲(程度)を特定する、大切な情報の追加が期待できます。検査内容、病気の種類によっては、造影剤を使用しないと全く見えない場合もあります。
- 使用方法
大人の方で100~150ml程の造影剤を、腕の静脈から注射します。
※造影剤の使用量や方法、注射部位は体重や検査目的、その他の理由によって変わります。詳しくは主治医にお聞きください。
- 安全性
造影剤も他の全ての医学的処置と同様に、全く危険がないわけではありません。
下記太字の部分に該当する方は事前に主治医とよく相談して造影剤検査受けるべきかどうかを決めて下さい。
- 過去に同じ種類の造影剤で副作用が起こった方
- 気管支ぜんそくのある方
- 透析を受けている方や、腎臓が悪いと言われている方
- その他
造影剤検査を受けられる方は当院から渡される説明書を用いた説明を受け、問診票を記入し、同意書にサインを頂きます。
スタッフ紹介
役職 |
氏名 |
技師長 |
工藤 司 |
主任 |
望月 尚子 |
主任 |
川守 剛靖 |
主任 |
森田 光博 |
取得資格
国家資格を持つ放射線技師 16名
取得資格 |
資格者数 |
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 |
3名 |
日本消化器がん検診学会 胃がん検診専門技師認定 |
1名 |
所属学会 |
資格者数 |
公益社団法人 日本診療放射線技師会 |
9名 |
公益社団法人 静岡県放射線技師会 |
9名 |
社団法人 日本消化器がん検診学会 |
1名 |
日本超音波医学会 |
2名 |