概要

理念

「心が動いて、身体が動く」

セラピストの礎を表す姿勢として技術の研鑽とともに、心を動かすことの重要性を日々遂行する

基本方針

当院リハビリテーション室は、障害の機能改善を目指す患者さんに対し、医師、看護師など多職種と連携や情報交換を行いながら、患者さんの状況に合わせたリハビリテーションを提供しています。
整形外科領域では脊椎疾患・骨折・変形性膝関節症、変形性股関節症に対する人工関節術後、内科疾患では呼吸器・循環器・脳血管疾患を有した患者様の運動機能、言語機能、嚥下機能の回復に携わっています。

施設基準

• 運動器リハビリテーション料（Ⅰ）
• 呼吸器リハビリテーション料（Ⅰ）
• 脳血管疾患等リハビリテーション料（Ⅰ）
• 廃用症候群リハビリテーション料（Ⅰ）

理学療法

運動療法を通じて患者さんの身体機能の回復を図り、基本的な動作の自立（起きる、立つ、歩く等）を目指し、寝たきりによる身体機能の低下や合併症の予防、痛みの緩和等も行います。

物理療法では各種の痛みの治療を行っています。

物理療法機器

ホットパック、マイクロ波治療機器、頸椎、腰椎牽引、SSP、低周波治療器、バイブラバス、レーザー治療器

作業療法

運動機能や作業療法を通じて、身体・精神機能の回復を図りながら、生存機能を活用し、食事・更衣・トイレ動作・入浴動作等の実際の生活場面を想定した練習を行います。
また、日常生活動作の自立や介助量の軽減を目的とした自宅環境の調整、福祉用具・自助具 の利用方法や工夫等を行い、日常生活に適応できる様に練習・説明を行います。

言語聴覚療法

脳卒中による言語障害や高次脳機能障害の患者さんに言語感覚機能の獲得や維持または回復を図り、コミュニケーション能力や生活の質を高めるための練習を行います。
また、誤嚥性肺炎等の嚥下機能障害の患者さんに対し、安心・安全に食事ができるように、医師、看護師と連携しVE（嚥下内視鏡検査）に携わり、摂食嚥下評価訓練も行っています。

実績

■2023年度実績

• 運動器リハビリテーション：8076人
• 呼吸器リハビリテーション：3546人
• 脳血管疾患等リハビリテーション：6072人
• 廃用症候群リハビリテーション：8775人

スタッフ紹介