診療・各部門
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)桜ヶ丘病院 看護部
看護部長 岩崎厚子
2024年度は、いよいよ新病院が完成できる記念すべき年となります。
地域の皆様に愛される病院、愛される医療従事者、愛される看護師になるために日々努力致しております。
新病院に向かうにあたり、建物だけ新しくなるのではなく、心機一転私たち看護部も理念を共有し、地域医療に向き合い、寄り添える看護師を目指します。
<JCHO桜ヶ丘病院 看護部の理念>
私たちは、医療の専門職として日々研鑽することを基礎とし、医療に対してまず自身が誇りを持てること、さらには、患者さんやご家族、職員や地域の方々を思いやる心を合わせ持つことで、それぞれの方々とつながる看護をめざし、地域医療と健康をまもります。
<JCHO桜ヶ丘病院 看護部の方針>
- 患者さんに寄り添い個人を尊重し、思いやりのある看護を提供するよう努めます。
- 自己啓発に努め、豊かな人間性を養い、救急の専門知識に基づき、平時でも災害時でも安全で安心な看護が受けられるよう努めます。
- 患者さんやご家族・受診者様が参画できる看護計画を目指し、皆様の希望や意見を引き出し、創意工夫ができるよう努めます。
- 患者さんに必要な医療や介護・福祉が提案できるチーム医療に基づいた継続看護や連携に努めます。
- 病院運営に参画している自覚を持ち、働きやすい職場環境の構築に努めます。
<JCHO桜ヶ丘病院 看護部の目指す看護師像>
- 自分が実際に「見て(観る・看る・診る)」「聞いて(聴く・利く・効く)」「感じて」から「考える」「相談する」ことができ、それらを「報告する」ことができる看護師
- 手当(手を当てること)をするから痛みやつらさが分かり、それが共感できるから相手を思いやることができる看護師
- 自らの研鑽から導かれた確かな看護力を活かすから、相手の回復力を最大限に活かすことができる看護師
- 現代の医療の複雑さや検査の侵襲が説明できるから、相手の不安に寄り添うことができる看護師
- 患者さんやご家族と医療・介護・福祉について考え、必要なチームとの協働を図ることができる看護師
- 自分たちの未来を想像し、目標に向かい、計画的に自己実現できる看護師
病院の概要
病床数 | 199床 静岡市・2次保健医療圏での2次救急医療体制 |
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診療科 | 内科・整形外科・放射線科・甲状腺科・眼科・内視鏡・歯科・口腔外科・泌尿器科 健康管理センター(人間ドック)・訪問看護ステーションさくら |
※入院される以前の健康管理を健診バスや人間ドックで保健師・看護師と共にサポートします。
入院中は専門医と総合診療医との両面から医療を提供します。ご自宅退院後は、訪問看護師と共にサポートし、繋ぐ医療を志しています。
看護体制 | 一般病棟(10:1 入院基本料) 地域包括ケア病棟(13:1 入院基本料) |
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看護要員 | 保健師・看護師・准看護師・看護助手・ヘルパー 含む170名 |
勤務体制 | 夜勤希望制 三交代制 ・日勤・準夜・深夜 ※ 勤務帯休憩60分 二交代制 ・日勤・夜勤 ※ 勤務帯休憩120分 |
看護方式 | 固定チームナーシング(モジュール型)、チーム継続受け持ち制、プライマリーナーシング |
連絡先 | JCHO桜ヶ丘病院 看護部 054-353-5311 |
外来スタッフ
インターンシップのごあんない
<インターンシップの目的>
- 病院で働く看護師の専門性を知る事で、看護師の職業をより身近に感じることができる。
- インターンシップを通じて、実際の臨床現場での会話などが聞けて、働く喜びや充実感を感じ取ることができる。
- 医療チームとしての多職種連携が理解できる。
- 人と人との関わりの中で、「ありがとう」や「お大事に」などの言葉が自然に会話となる喜びを感じよう。
外来・各病棟のご紹介
外来
- 内科・整形外科・放射線科・甲状腺科・眼科・内視鏡・歯科・口腔外科・泌尿器科・救急
- 医療チームとしての多職種連携(看護師・救急救命士・歯科衛生士・看護助手)
- 外来から入院・退院後までの継続看護を日々チームで、患者さんへ安心安全の医療を提供しています。
なんでもご相談ください。
2階病棟紹介
一般病棟(亜急性期病棟)
JCHO桜ヶ丘病院は、病期でフロアを区切っています。当病棟は、亜急性期の患者様が入院されており、当院全科の患者様の観察ができる病棟です。
パスの適用患者様も多く退院までの経過がわかりやすくなっており、特に内視鏡目的の患者様からは、「次の検査日はいつですね! 食事はいるからですね!」と受け持ち看護師と患者様が共有できる看護立案をしております。
感染患者様も入院がありますが、感染リンクナースを中心に実践型での学びができます。また安全面にも考慮し、ご高齢の患者様には、ベッド・マット・点滴棒に至るまで個別性を重視して、転倒・転落を防止しております。
電子カルテを導入しておりますが、新職員への看護実践およびPC指導は、ペアリングで対応しておりますのでご安心ください。
3階病棟紹介
一般病棟(救急病棟)
当病棟フロアは、急性期の病棟で、主に救急患者や手術後の患者様を受け入れしている病棟です。地域の皆様が安心して入院できる看護をご提供しています。
スタッフ同士、親切に相手を重んじて指導することをモットーにし、自らが心豊かでいられるように、笑顔を絶やさない病棟を目指しております。
4階病棟紹介
地域包括ケア病棟
当病棟フロアは、病期の慢性期にもあたる地域包括ケア病棟です。患者様が安心して住み慣れたご自宅や、地域の介護施設への復帰ができるよう医療・介護の支援を行っております。
穏やかで落ち着いた病棟で、治療やリハビリを行いながら治療生活が過ごせる病棟でPT・ST・OT・MSWと協同し、医療・介護や福祉も学ぶことができます。
子育て中のママナースも多く、新人ナースや既卒のナースからもアットホームで働きやすい病棟と支持されております。
看護運営の委員会紹介
看護教育委員会
【委員会目的】
- 看護教育にかかわる段階的研修が習得できるように支援する。
- 根拠に基づいた現実的な研修に繋げる。
- 自己実現に向けて、自律出来る看護師を育成する。
- 他部署・他委員と協働し、研修会を企画する。
【委員会目標】
- JCHO桜ヶ丘ラダーの運用を定着させる。
- 部署の問題点から現実的な研修を行い、問題意識を高める。
- 自己の看護観が語れる継続的な教育プランを作成する。
- 院内共働ができ、伝達できる職員を育成する。
【委員会の方針】
〈気づき〉ほんの少しの気づきを褒め、伝えたれる人材の育成する。
〈実践教育〉記憶に残る実践的な研修を企画・開催する。
〈ナラティブ〉いつでも自分の看護観が語れるキャリア開発養育をする。
〈協働〉他部署・他職種と共に交流し、多職種教育を心掛ける。
看護記録委員会
【委員会目的】
- 電子カルテ上で多職種一元化の記録を目指して明確な基準を作成する。
- 看護に関わる記録は、公文書記録として残せるようにする。
- NANDA看護診断分類を知り、積極的に活用する。
- 看護サマリーが入院・外来の時期を問わず、活用できるようにする。
【委員会目標】
- 看護に関わる記録(紙面・電子)の基準書を作成する。
- 看護計画・看護記録に関する内容を検討し、監査できるようにする。
- NANDA看護診断分析を積極的に活用し、看護計画の評価を行う。
- 看護サマリーを活用し、継続看護を実践する。
【委員会の方針】
〈部署提案〉電子カルテ上で問題提起された優先順位の高い順に記録方法を検討する。
〈用語統一〉電子カルテ内の用語や略語集が閲覧できるよう改善する。
〈機銃本位〉看護の質を図るためにも看護実践記録であるように基準を監査する。
〈継続記録〉継続記録を図るためにも外来から病棟(病棟から外来)へ患者情報を記録として共有する。
看護研究委員会
【委員会目的】
- 看護の質向上と研究心を養い、研究が計画的に実践できるための支援をする。
- 創意・工夫し、より質の高い看護実践ができるための看護研究に取り組む。
- 研究発表会開催に向けて、計画書倫理委員会の監査に合格する様支援する。
- 専門職業人として、看護の専門性を追求し、研究発表会を実施する。
【委員会目標】
- 看護研究計画書に沿い、研究発表会が開催できる。
- 研究計画書の不足分や、不明確な部分を修正・捕捉し、メンバーと協慟する。
- 研究実施に向けて、研究計画書に沿う為の勉強会を行う。
- 院内研究発表会以外の発表ができるように研究的視点を維持する。
【委員会の方針】
〈身近な研究〉日常の疑問や不安を解消する為に研究計画書に沿った看護研究を行い、看護実践に繋げる。
〈より良い改善〉研究メンバーと共に相違・工夫し、職場のリスクの業務改善を図る。
〈プロセスの重要性〉看護研究発表会を実施することで、計画書立案から研究に至るまでの委員会としての関りを学ぶ
2024年度 看護助手協慟推進委員会方針
定期開催日:第2火曜日 14:00 ~ 14:45
【委員会目的】
- 看護補助業務の統一や標準化を図る。
- 気づく力を養うことが出来る研修を企画。
- 相談・連絡・報告ができる体制づくりをする。
- 既存の業務を見直し、改善ができる様に支援する。
【委員会目標】
- どの部署でも出来る様な業務内容が統一をサポートする。
- 問題を提案し、タイムリーな検討をする
- 課題を検討した過程や結果を各部署長に報告する。
- ヘルパー・助手のスキルが標準化出来るよう、勉強会を行う。
【委員会の方針】
〈標準化〉標準化や応援体制を取ることができる。
〈気づき〉気づき、疑問に感じられ、伝えられる人材を育成する。
〈実践教育〉根拠を知るための勉強会を企画する。
〈報・連・相〉いつでも相談し、連絡を取り、報告ができる。
〈協働〉他部署・他職種とも交流する。
【活動内容】
- 会議は、毎月第2火曜日 14:00 ~ 14:45 に開催する。
(開催会場は、共有ファイルより予約しておくこと)- やむを得ず欠席する場合は、必ず当月司会担当者に連絡し、委任状と共に課題を事前に提出しておく。
- 会議の司会者は、前日までに出欠席に確認をする。
- 会議の司会者は、当番月の活動計画表に基づき司会進行を行う。
司会者は、事前に会議長に会議内容を確認しておく。 - 会議書記は、会議の議事録を会議終了後、1週間以内に会議長チェック後、
1枚はファイルへ、1枚は総看護師長へ提出する。
- 年間活動計画表を5月末までに作成し、それに基づき計画通りに進められる様にメンバーが協力する。(オブザーバー師長は、6月責任者会議にて提出)
- 勉強会を計画的に開催するためのメンバーも企画・運営・資料作成を行う。
2024年度 看護の質向上委員会 ケアの質業務改善 委員会指針
定期開催日:第3火曜日 15:00 ~ 15:45
【委員会目的】
- ADL向上に向け看護ケアを充実させ、抑制の最小化に努める
- 認知度やせん妄状態を評価し、周辺環境や薬剤の検討を提案する。
- 看護必要度が理解でき、入力できるよう、支援する。
- 業務改善前後の評価
【委員会目標】
- 看護ケアの実践
- 抑制の最小化に取り組み
- 認知症研修企画
- 必要度の研修受講
【委員会の方針】
〈患者発信〉患者様のADL向上に向けての検討
〈使い易さ〉万人が使用しやすい内容に変更
〈安全考慮〉安全な入院生活を保障
【活動内容】
- 看護業務委員会を毎月第3火曜日 15:00 ~ 15:45以内に開催する。
(開催会場は、共有ファイルより予約しておくこと) - やむを得ず欠席るする場合は、必ず当月司会当番に連絡し、委任状と共に課題を事前に提出しておく。
- 委員会司会者は、前日までに出欠席に確認をする。
- 委員会司会者は、会議の議事録を委員会終了後、1週間以内に委員長チェック後
1枚はファイル、1枚は総看護師長へ提出する。 - 年間活動計画書を5月末までに作成し、それに基づき計画通りに進められる様に委員が各部署で働きかける。(オブザーバー師長は、6月責任者会議にて提出)
- 業務改善が速やかに行えるよう自部署で事前調査を行う。
- 各部署の業務改善の内容をマニュアル等の記録に留める。
- 業務改善が円滑に行えるように他部署・多職種と連携する。
令和6年度 ヘルパー・看護助手会議指針
定期開催日:第4 火曜日 14:00 ~ 14:45
【委員会目的】
- 各部署(病棟ごと)で業務内容の統一・標準化をはかる。
- 業務遂行上の問題を提案し、タイムリーに検討する。
- 課題を提出し、検討した課程た結果を各部署長に報告する。
- 研修の意義や必要性を理解する。
- 多職種協働ができる関係性を作るため、部署を超えた応援業務を行う。
【委員会目標】
- 看護の補助員としての業務統一や標準化を図る。(部署ごとではなく)
- 変だな、困ったな、と気づくように意識し、課題へと発展させることが出来る。
- 相談・連絡・報告ができる体制づくりをする。
- 受け身の研修ではなく、根拠に基づいた現実的な研修を行う。
- 看護部内の他部署とどうしたら共慟出来るか意識し、歩調を合わせる。
【委員会の方針】
〈標準化〉病棟間の標準化を図るため、応援体制をとることができる
〈気づき〉気づき、疑問に感じられ、伝えられる人材を育成する。
〈実践教育〉根拠を知るための勉強会を企画する。
〈報・連・相〉いつでも相談し、連絡を取り、報告ができる。
〈協働〉他部署・他職種とも交流する。
【活動内容】
- ヘルパー・看護助手は、毎月第4 火曜日 14:00 ~ 14:45に開催する
(開催会場は、共有ファイルより予約しておくこと) - やむを得ず欠席るする場合は、必ず当月司会当番に連絡し、委任状と共に課題を事前に提出しておく。
- 会議の司会者は、前日までに出欠席に確認をする。
- 会議の司会者は、当番月の活動計画書に基づき司会進行を行う。
司会者は、事前に会議長に会議内容を確認しておく - 会議書記は、会議の議事録を会議終了後、1週間以内に看護部長に提出
- 年間活動計画書を5月末までに作成し、それに基づき計画通りに進められる様にメンバーが協力する。
(オブザーバー師長は、6月責任者会議にて提出) - 勉強会を計画的に開催するためのメンバーも企画・運営・資料作成を行う。
司会者はテスト提出や課題の提出を求められた場合は期日までに回収し提出する。
2024年度 看護の質向上委員会 生活の質ケア向上委員会指針
定期開催日:第2金曜日15:00~15:45
【委員会目的】
- 看護ケアを実践し、その人らしい生活に戻れるように看護計画を立案する。
- ACPを考え、その人に寄り添うことが出来る資源の提案をする。
- 患者個々に合わせ戻る先を見据えた退院調整ができるように支援する。
- その方の力となる多職種と協働し、生活の質向上を目指す。
【委員会目標】
- その人の暮らしや考え方に寄り添う。
- ACPが考えられる。
- 多職種と連携し、その人らしさを追求する。
【委員会方針】
<寄り添う> ADL向上に向けての検討
<人生設計> 未来を考えられる
<専門性> 専門性が活かせる企画
【活動内容】
- 看護ケア向上委員会を毎月第2金曜日 15:00~15:45以内に開催する。
(開催会場は、共有ファイルより予約しておくこと)- やむを得ず欠席する場合は、必ず当月司会当番者に連絡し、委任状と共に課題を事前に提出しておく。
- 委員会司会者は、前日までに出欠席に確認をする。
- 委員会司会者は、当番月の活動計画表に基づき司会進行を行う。司会者は、事前に委員長に委員会内容を確認しておく。
- 委員会書記は、会議の議事録を委員会終了後、1週間以内に委員長チェック後1枚はファイル、1枚は看護部長へ提出する。
- 年間活動計画表を5月末までに作成し、それに基づき計画通りに進められる様に委員が各部署で働きかける。
(オブザーバー師長は、6月責任者会議にて提出) - 業務改善が速やかに行えるよう自部署で事前調査を行う。
- 各部署の業務改善の内容をマニュアル等の記録に留める。
- 業務改善が円滑に行えるように他部署・多職種と連携する。